詩「 鋼鉄 」

 

 

 

 

 

 

 

 

「 鋼鉄 」

 

 

 

 

 

車輪の下たまっているのは

わだかまりとともに散った花びら

受け入れがたい事実

著名作家が書き立てた嘘のような本当の話

 

妨害された濡らしつくすのを

そのほうが芸術品として成り立つからだ

半端な考えがどういうわけか通用した

おりこうさんの世界で

世間と冗談の飛ばしあいをしていた

つかの間の煙のような休息が

ずっと続けばいいなと

頭だけが移動していた

決して綺麗なものばかりではない

どんな形でもいい

せめてその本質の造形美が崩れなければ

願いが願いのまま独り歩きすれば

明日が明日のまま冷凍保存される

 

通じあうものとせめぎあうものが

混ざりあって一つの細胞

行く方向にも歩こうとしていくのを制御する

止められないという話だ

それでもほんの数ミリすら動かない

頑固さは実は絹のようにさらさらだ

溶けないほうがいい

それではまるで台無しになっていまう

無下に扱ってみたほうがいい

どちらでもいい

結果をみればそんなに差異がない

ただひとつだけつかみ取ればいい

そしてそれを離さないだとかそんな水準ではなく

その握力で粉々にならない程度にしていればいい

いいことづくめだから

 

不運だなんて思はないほうがいい

糸のように紡いでいけば

それはそれは偉大なる大人のような博士になっていく

毛むくじゃらの髭がからみつく

興奮して語っても鳴かず飛ばず

だけども確かに響いていた理論を

黒い表紙の本にして無数のわからずやに捧げた

 

言葉を失う情景のみ存在する

それでもやり続ける 何の使命もない

誰にも任命されていない

そもそも命など元からない

それは吹き込むためにあるのだと知っているから

閉ざしたらいい

閉ざせば閉ざすほどに数ミリづつ動いていくから

 

凝り固まることが悪いことのように言われているが

固まりつづけてしまえば つつきようがない

王道パターンを保守するからこそのすごさに

気づいた時にはもう遅いのだ

名作と名付ける前に

あがめていた者たちが消え去ってしまう

見送っていたら手を振りながらこう言うのだ

次はお前の番だ

明日の晩くらいのことしかみえていないお前のことだ

冷蔵庫の中に入ることからもう一度始めたらいい

その扉は異様に白い

 

 

 

 

 

 

 

今日のいい曲は

 

Syreeta

 

「 ブラックメイビー 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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詩「 蜘蛛の巣の中 」

 

 

 

 

 

 

 

「蜘蛛の巣の中」

 

 

 

 

 

その意気込みがウェストのあたりをギュッと引き締め

カリスマがひとり誕生しました

見込みがありそうな顔つきで

何の可能性もホントはない集団が

つるむことをやめました

欲しくなかったのでしょうか

もうその場所には二度と戻れません

他のところに行くしかありません

そしてそれは悪いことではありません

フリースタイルそれだけがすべて

後の祭りはごみ処理場行きでした

 

とてもとても苦労してまいりました

飛び交うエールを避けてまいりました

憧れと妄想と嫉妬と泣き笑いの

ゴッタ煮のスープ沸騰して味が逃げていく

 

珈琲タイムはそこで終わりだ

淡々と生活人として包丁を研いでいる

煮る音がする切る音がする音だけが生きている

それですべてを悟ってしまおう

そのためにでっかい耳がありました

紫を背景にした紫の花が咲いたら

どっちが背景かわからなくなりました

 

コンプレックスを解消するのに

ぎこちなくなったり

いとも簡単に器用にやりこなしたりしましたが

私はうまれてこのかた敬語しか使ったことがありませんでした

それでも生きていて楽しいです

複雑にするのが好きです

簡単なことができないから

だから莫迦と呼ばれました

 

文法のフルコース

オードブルから先に食らいつきました

もうやめてしまえばいいのに

雑草がはえてくるのだから

大切な野ばらと付き合いましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のいい曲は

 

タンバトリオ

 

「 タンバ 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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詩「 優秀なる人 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 優秀なる人 」

 

 

 

 

 

わずか数ミリのずれを

感じて微調整

氷上をすべりながらの

話合いでは解決しない

かといって殴り合うわけでもない

誰も注目しない鍵をみつけて扉をあけた

 

そよそよとなびくトカゲのしっぽは

何度でも切り捨てられた

傷ついた兵士は制服を燃やす

同時にギターの弦は切れた

止まってしまう音楽と

止められない音楽

二手にわかれていくけど

追いかける方向はそこではない

何も追いかけないという選択

何にも追いつけないという立ち位置

その両方を手に入れようと躍起になっても

塗りつぶせないだろう

 

ある日インク臭くなって息を吹き返したけど

もうすでにぬるま湯になっていた

完熟などありえない

中途半端なダンスが恥を上塗りした

誰かそこにいて誰もそばにいない

いたとしても触れることはできない

ここまで言えば気が済む地点に立ちに行こう

わからんのか同じムジナであること

弱き小さな子羊を辱めるもの

それを正義という名の武装で攻めるもの

 

悲しそうな顔をして何度も同じことを訊ねてくる

退役軍人はパンと水と平和の代償が

何なのかを知っているかのようだ

一番の友達は小説の中にいた

文学で隙間なく埋め尽くされた

大人になるまで大人になっても

同時進行の自己主張をさらっと聞き流して

洞窟の中でウツボになった

 

湯加減は良好で天文学は最高

遊びに偏り学びに偏る

不安定なバランスでこの世を渡ることの何が悪い

すべてを同じ棚に並べてコンビニエンスストア

カリスマを産み出すと何か不都合なことが起こるのだろうかと訝る

 

一人一人がスペシャル

そんな催眠術にはかかりませんが しかし

貸す耳をひとつも持たないポーズで

けち臭い道は準備されているのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のいい曲は

 

free tempo

 

「 love affair 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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詩「 闇の色 」

 

 

 

 

 

 

 

 

「 闇の色 」

 

 

 

 

闇に色づく雨傘は赤紫

大切に握りしめて出来た皺を

元に戻そうと時間を回転させた

仲間にいれてほしいと願った

消えかかった街明かりは

月と離れて宙を浮く

 

覚醒した希釈された

揉め事は枕元で

雨音にも似た鼓動を打ち鳴らす

夜の赤が嘆いていても

けたたましく騒ぎ立てる

 

悪夢と祝辞を勘違いした

執事が慌てて螺旋階段を転げ落ちたら

必然と偶然の見分けがつかなくなる

挨拶がわりの思い出づくりは

無重力の明日迎え撃つ

 

騒音の中に何事とも関係がないように存在した

苦しみはいつしか快感に変わっていく

孤立したアルコールと

誰も手につけない料理が

友達になってくれたと喜んだ

白い煙が部屋中に充満して

嫌な顔しているけど押し殺した

変色した壁がむなしく訴えかけている

その不具合を

 

喧噪と離れ離れになるのに

そんなに時間はかからなかった

無音の旅は永遠に続いている

見え透いている嘘なら

むしろ見えないほうがいい

そう書き殴ったノートの切れはしは

行間と行間の隙間の幻

影よりも確かに心を操作する

黒の中に鮮やかな色彩が

あることに気がつけるのは

自分にしかない特権

そしてそれは誰にでもある特権

義務は果たせなくても

お咎めはないのだろう

分厚い全書のどこをみても

見当たらないから

 

物足りない味気のない

二人の空間は

いつになったら解消されるのだろう

そんなことを考えていたのものだった

諦めていた考えすぎの偶像

ハンマーで叩き潰して

その欠片拾い集めたら

新しすぎるタイプの人生が待ってる

必ず待っていると

希望に満ちた海が波を失っても

灯台とともに生きていた

 

 

 

 

 

 

 

今日のいい曲は

 

フィルコリンズ

 

「 In The Air Tonight 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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詩「 直面 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 直面 」

 

 

 

 

 

夕暮れの前に散歩した思考が

いつのまにか空に溶けてなくなった

水のように自由に流れていく

言葉のような残骸がいつしか

蛹になって羽化していくのを見ていた

使いすぎた古ぼけた機械の中を

掃除する人たちの心はきっと澄んでいるのだろう

すべてが見えすぎているのだ

隠す場所など どこにもなかった

 

編集されたそのつなぎ目をじっと見つめている

猫のようなひとときは

どんなにも優れているのだろう

二度味わうことのない特別料理

一度きりしか感じれない感触

そんなものを持ってカバンが

パンパンに膨れ上がったとしても

誰もかまいやしない

乾いた音の落ちた小道は

どんなふうにも解釈できる

ビンの蓋のようだ

 

あけることができない

かといって

しめるには早すぎる

そんな時間をいつも暮らしていた

だから明日の朝を知らない

ざわめく声のような夜明けも知らない

輪郭だけが浮かび上がっては消えて

捕まえようとしても困難で

難しさだけを極めた経験不足

引いてばかりの情が乗り移り

整列しない電車だ

枯れていくものだけが

ただ愛おしく思えた皮膚の表面を

撫でまわすのものは胞子よりも小さくて

つかみどころがなかったのだ

 

煙に覆われたあたり一面は

焦げ臭くも信じがたい

だけど

しっかり よく見ておくんだと

数ミリの隙間もないくらい

グイグイと押し付けられた

その人顔は誇らしげな笑顔

冷汗が細く白い線を描いて

指先の神経同士さぐりあう

差し引きも駆け引きもない

交渉は一夜限りだ

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のいい曲は

 

ブラームス作曲

 

「 ハンガリー舞曲第5番 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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詩「 苦渋の実 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 苦渋の実 」

 

 

 

 

 

旅路は賞味期限切れ一歩手前の

安売りされていた弁当

箱の中の詰まった具合が

どうにもおかしい

一人芝居のように刮目したその先には

何があると思うのか

三日たっても腐らない魚のうろこは

誰かの目の一部だったかつて

拾い上げてみつめて

拡大されたそれは無数のアパート

部屋の中に何が住んでいるのだろう

 

土足であがりこんだ鼠色した部屋に

本当のネズミがいた

底に落ちた這い上がれない灰が

いとも簡単に重力に逆らった

軽いものから順番に削除されていくのだ

当番制で監視した謎の事件は

見事に迷宮入りするか

解決されたことにしてごまかすのだろう

時々起こる物騒な事件は風化して

化石のように山の中に転がっている

 

すべては思い通り

すべてが金庫の中で安眠していて

電流に守られている

無数の糸の出会いで作成された

不気味なくらいに透明な妄想にも似た

万能な発明が思い出づくりのように

お気軽にお手軽に発表された

 

無理強いをして従わせても

それは真に従ったことにならないと

わかっていても

貫通することの気持ちよさに陶酔して

何度も同じことを繰り返した

奪い取られた

剥がされた重要事項の書かれた張り紙は

どこかへと飛んで行った

 

潰れかけた酒場で与太話していた

その中身が実は何よりも答えのすぐそばにある証明

その方法は時代によって変わっていくようだ

無意味なことに意味を持たせる

継続されていく陳腐なものがいつしか

歴史的重大な事実になってしまうこともあるらしい

そしてそれは所詮与太話だ

元に戻りかけたご縁が

修復されようとも事態は何一つ好転しない

 

ならずものが集まって鈴をならし

緑色したすっとぼけた顔の合唱が

威圧的な会話のように聞こえた

涼し気な季節たちが優しく歓迎される夜なのに

風のざわめきが青黒い夜空をそっと痛めつけているのに

 

裏側に記された原題は甘いお菓子

食べ残しがないように

無とう文字を書き殴った

現在進行形の楽し気な苦い音の味

これ以上のモチベーションが

あるならば見てみたいものだ

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のいい曲は

 

ショパン作曲

 

「 革命 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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詩「 恥と嘘と泪の要 」

 

 

 

 

 

 

 

 

「 恥と嘘と泪の要 」

 

 

 

慈愛に満ちた目玉が

押しつぶした自戒という自動車は

手ごたえがまるでなかった

音のない引力が ひき続き唸っていた

祈りのような炎

叫び出したようなコード

#でごまかした暴動

今なら漏れることなくカテゴリーに

ぶちこまれる

 

何のためにそれをやっているのか

何のためにそこにいるのか

問いただす意味は

失われることはないだろう

いつまでもわからないことを

無理やりにでもわかったことにして

あきれ顔の石仏が並んでいる

 

華のない生き様を馬鹿にした者どもは

最も偉大なる手癖の悪さで

探っては満足して癒されているのだろう

傷つき虐げられた者どものパワーは

ものすごいと搾取しながら笑っていた

 

平均なんかわからない

平凡なことが一番嫌いなようだ

安全よりも危険を好んだ輩は

意地の悪さだけで世の中を渡り続けた

すべての毒は楽しい人生のため

ほとんどの特効薬がなぜか有害

何を逆転させたのだろう

 

カットオフした必要とされないもの

その中に閉じ込められた

それでも本当は価値があると信じているから

怒りに満ちて今にも大爆発しそうだ

壁という壁がキャンバスになった

ぶつけられた線はふくらんで

執念よりも深い握りこぶしで

ずっとしがみついたまま静止した

 

いい加減なことを言う

見えてもいないのに見えているという

恥知らずな詐欺師の集団は

沙汰されていくことだろう

 

燃焼と氷結は実は同じことなのだ

背中の後ろでしっかりと手をつないで

こっそりとうなずいている

油の中に水があり

水の中に油がある

これ正論なり

いがみ合うもの同士

それは本当の同志

いつしか争いは収束していくはずだ

そんなことをノートに書き留めている

黒板には何も書いてなかったのにね

それが事実かどうかわからないけどね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のいい曲は

 

 

ニルヴァーナ

 

 

「 You Know You're Right 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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詩「 孤独な慟哭の午後 」

 

 

 

 

 

 

 

 

「 孤独な慟哭の午後 」

 

 

 

 

 

効き目ばかりを気にした

銀河の星屑はアルコール漬け

千鳥足で夜空をかける

頂点に達した怒りが

赤い花のように絡みつけば

ノースリーブのシャツが腕を鳴らす

 

今しがた走ってきた道が

轟きのなかで狂ったように曲がりくねると

もう手に負えなくなってしまった

元に戻れない元に戻せない

ずっと続いた友情のように

崩れ去るビートと

音階を駆け抜ける洒落たリズムが

合唱を繰り返せば

誰もが耳を傾けるのだろうか

 

斜め上から迫りくる黒い間が

三畳一間の部屋の中

かび臭い夜をむかえて

涙ぐんだ思い出がひしめき合った

重なり合った無言が

何よりも多弁に語っているのだ

試験管の中をもたつきながら

結果ばかりの通知を見て

すべてが決められるんだったら

眠っていたほうがましだと

開きかけた理論の展開をやめにした

儚さを知って悲しくなるからだ

 

いつもその切なさを握りしめたら

バラバラになる音を聴く

三半規管をくすぐる

味つけの濃ゆい調味だ

民族たちの血が騒いでいるような

落ち着きのない覚書が

駆け巡っている頭で

何を考えているのかを知りたい

分からないことが多すぎる縞々

歩いては はじけ飛ぶ秋の虫

捕まえるのを推奨したら零点で

追いかけるのを手伝えば百点満点

百人の一つの首がきらびやかな額に飾られて

いやな風向きになびいていた

ヒットチャートなど意味がない

トップに立つ気が萎えた電信柱

倒れてきたところで打ちどころは悪くなかった

傷は浅くてそして懐だけが深い

そんな人になってみたいな なんて

どんな顔をして語っているのか

世紀末に遠吠えした一匹狼

飼いならしてみたくなりました

 

シャボン玉のように無限に登っていく

弾けなかった奴さん

たどり着いたのは孤高

届かない偽証

そのようなものになっていたいのです

 

 

 

 

 

 

 

今日のいい曲は

 

ファリヤ作曲

 

「 火祭りの踊り 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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詩「 罪悪感 」

 

 

 

 

 

 

 

「 罪悪感 」

 

 

 

ゆらめく磁石はとどめをさされた

濃厚な抱擁

根元が型にはまっていた

受け皿は合わせようとはしなかった

自ら探すようにと申し送りをした

組み込まれた命令が

着実に果たした任務は

確実な成果をあげたのだろう

もぐらのように

顔をだしては叩かれている

 

からみついたネジは

梯子のように たよりなく つながる

グラグラとした抜けかけの歯のように

疎ましく思えた

音符を超えた調律それだけが

かろうじて支えていたのだ

 

音のない音楽が鳴り響く

無色透明な森の中

目にも見えぬ速度で移動を繰り返すのは

名前すらわからない結晶

その形を明らかにすれば

わかることは たくさんあるのだろう

知りたいのか知りたくないのか

ただそれだけのことなのに

まるで どうでもいいことのように

めちゃくちゃな塗り絵として扱われた

 

見て見ぬふりをしてやり過ごいした

時間はこの胸に重力を伴い

貫く一歩手前のところで寸止め

切実な言葉を傷つけた見返り

痛みを感じない痛みが

襲いかかる週末

安っぽいサスペンスドラマよりも

たちが悪いことを知っているのか

 

半分が三角で半分が四角の

仮面が割れたそんなときに

底へと沈んでいくもの

底からのし上がっていくもの

その二つがすれ違う

それでも美しい赤と緑

点滅して静かに訴えかけるのを

今度は無視しないようにしよう

 

 

 

 

 

 

今日のいい曲は

 

ドビュッシー作曲

 

「 牧神の午後への前奏曲 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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詩「薄情 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 薄情 」

 

 

 

黒い昼間が斜線を濡らした

そのひとしずくは意表をついて

子羊たちのライバル意識を発酵した

塩加減がききすぎたようだ

どうしようもなく脈がつまる

これ以上の冗談は通じないとみて

赤から青へ青から赤へ何度もひねりなおした

原型をとどめていないオマージュ

 

今を取り繕うための城壁は

多くの真実を目の前の小箱に

詰め込んでいく

そう 本当がみえなくなるのだ

歪んだ魔法のように話がややこしくなるのだ

こしゃくな取引

営みの巧みさそんなものでは

もうすでに追い抜けなくなるだろう

のっぺらぼう同士の綱引き

掛け算と割り算を忘れた差し引き

その意味は薄れていく

いかれたそろばんを はじく音がする

 

もう訳わかんないけど

理由は知らないけど

納得がいかないのだ

その正しいとされている行為

もう一度じゃんけんのやり方でも

おそわったほうがいいのだろう

 

こじゃれた脳と口のスピードは

その場限りの楽勝

風任せよりもたちが悪い

画用紙の無駄遣い

くずれおちた乾いてしまったパンに

もう一度だけチャンスを

歩き疲れた象のような巨体に

もう一度だけ慈悲を

優しいのではなく

ただこの身がかわいそうなだけだ

柔らかく見えて

実は棘のように痛々しい視線で

救われるものは何処に

 

薄気味悪さは

心地よさにかわっていくように

あく抜きされたことだけが

ただひとつの落としどころかもしれない

甘さと苦さの中間地点を目指して

流れていく街たちは

立ち止まる隙を与えてくれるのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のいい曲は

 

フォーレ作曲

 

「 シチリアーナ 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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