詩 「黒の月 」

 

「 黒の月 」

 

 

黒の月が闇の中で光る。

 

 

私を照らす。

 

 

誰かが夜空でほくそ笑んで

青いインクをこぼしたなら

 

 

黒の月は雲の中眠る

 

 

誰もがこんな日は

 

心から幸せを感じるから

 

黒い空は脳の外

 

 

黒の月は闇から闇へと

手探りで渡る

    

私の孤独を包むように

 

 

黒の月は

闇の中をさまよう

 

 

今日も

一億の孤独を感じながら

闇の中を。

 

 

明日は

金貨をどこかに落として

闇の果てへ。

 

 

月は黒の持ち物だから。

 

 

 

 

 

 
 

 

 

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