詩「 みんな傷ついている 」

 

「 みんな傷ついている 」

 

 

正しさと間違いの間にある

ギアをしっかり握って

走らせていたい

 

 

傷口から海が流れ出した後の

渇いた場所で

 

 

傷跡は砂漠みたいになって

歩きやすくなっているのだろう

 

 

金魚にエサでも与えるみたいに

やさしい気持になって

凸凹がちゃんと組み合わさるように

生きていたとしても

 

 

また新たな凸凹がここにある

 

 

現れては消えていく泡がなくなり

無言になるとき

 

世界はどう変わっているのだろう

 

ふたつの物差しがあって

お互いの数ミリのすき間が

うまってしまえばいいのだ

 

 

魚の目だけが水玉みたいにプカプカ浮いて

だけどもヒリヒリした

時間は癒えて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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