詩「 黒い街 」

 

 

詩「 黒い街 」

 

 

黒い街は 刻まれた 涙の海

 

 

風が色づくころに 今日が終わる

 

 

 子どもの声が どこからか 聞こえて

 

途方もなく 彼方の未来が

 

じりじりと近づく

 

 

淡くうっすらとした 森に

 

愛しき人達の 幻影をみながら

 

何かを惜しんでいた 寒い夕暮れ

 

 

夜が来る前に ふりかえっていた

 

まばゆい光の下で みた

一瞬の 笑顔を

 

眠くなる前に 扉をしめて 

 

すべての景色を 塗りつぶした

 

 

街はまた黒くなる。

 

 

 

山鹿夕暮れ.jpg

 

 

 

 

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